物価高騰や深刻な人手不足に対応するため、神奈川県では中小企業・小規模事業者の設備投資を支援する「中小企業生産性向上促進事業費補助金」を実施しています。
令和8年度分の電子申請システムによる受付が始まり、現在は7月公募(一般枠・グループ化支援枠)が受付中です。今回は制度の概要と、7月公募のスケジュールについてご案内します。
【制度の概要】
この補助金は、県内中小企業者等の「稼ぐ力」の安定・強化を図り、その利益を原資とした賃上げにつなげていくことを目的に、生産性向上に資する設備導入等の経費を補助するものです。
申請枠は次の3つに分かれています。
- 一般枠:県内中小企業者等が対象
- グループ化支援枠:M&Aによる事業買収等をおこなった県内中小企業者が対象
- 創業者成長支援枠:令和5年4月1日以降に創業した県内中小企業者等が対象
【補助額・補助率】
一般枠・グループ化支援枠
| 区分 | 補助上限額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 一般枠 | 最大500万円(下限25万円) | 中小企業:1/2以内 小規模事業者:2/3以内 |
| グループ化支援枠 | 1グループあたり最大4,000万円(1申請あたり下限500万円) | 中小企業:1/2以内 小規模事業者:2/3以内 |
※ITサービス導入費は上限50万円、施設工事費は上限100万円です。
※各公募枠は、いずれか1回のみ申請できます。
創業者成長支援枠
| 区分 | 補助上限額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 創業者成長支援枠 | 最大300万円(下限25万円) | 中小企業・小規模事業者共に2/3以内 |
【対象経費・対象外経費】
対象となる経費の例
生産性向上や業務プロセスの改善、人手不足の解消に資する設備の導入費等(例:厨房設備の自動化、フォークリフト、レーザー溶接機、複合加工機、3Dスキャナ型測定機、POSレジ など)
対象外となる経費の例
- 単なる設備の更新で生産性向上につながらないもの
- 執務環境の改善のみを目的としたもの(椅子の新調など)
- 汎用的に使用可能な機械(自動車、電話機、スマートフォン、事務用プリンター、複合機 など)
【主な補助要件】
- 付加価値額を年率平均1.5%(3年で4.5%)以上増加させること
- 給与支給額を増加させること
- 申請日時点で神奈川県内の事業所で実態のある事業を営んでいること
- 補助対象事業を神奈川県内の自社事業所で実施すること
(グループ化支援枠・創業者成長支援枠には、上記に加えて個別の要件があります。詳細は公募要領をご確認ください。)
【公募スケジュール】
一般枠・グループ化支援枠
7月公募:令和8年7月31日(金曜日)17時まで
創業者成長支援枠
令和8年8月31日(月曜日)17時まで
当事務所のサポートについて
公募要領は数十ページにおよび、対象経費の判断や事業計画書の作成には専門的な視点が必要です。当事務所では、事業計画書の作成支援から申請サポートまで一貫してお手伝いしております。一般枠について8月以降の公募が発表されましたらまたご案内いたします。
サポート内容・報酬額の詳細は、補助金サポートページをご覧ください。
ご不明な点やご自身が対象になるかどうかのご相談など、お気軽にお問い合わせください。初回相談は無料です。
